電気を使用していれば、紙またはインターネットで、電気代の明細書を確認することができます。
明細書には、電気代の内訳が記載されているため、1つ1つの項目をしっかりと理解することで、電気代を安くするためには、何をおこなえば良いかが分かります。
この記事では、電気代明細書の内訳がどのような仕組みになっているのかや、電気代の平均などを紹介していきます。
電気代の仕組みを理解して、家計の負担を軽くするための方法を見つけていきましょう。
電気代の明細書の内訳を理解しよう!
電気代の明細書をよく見ると、以下のような4つの項目があることがわかります。
- 基本料金
- 電力量料金
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金
- 燃料費調整額
4つの項目の内訳を理解することで、電気代の詳細を理解できるようになります。
①基本料金
基本料金とは、電力会社によって決められた金額であり、電気の使用量に関わらず、必ず発生する一定料金のことをいいます。
基本料金は、最低料金制とアンペア制の2種類があります。
最低料金制とは、どれだけ使用していなくても、最低料金が決められていますが、一定量を超える電力を使用した場合には、電力量料金として加算されていく仕組みになっています。
アンペア制とは、あらかじめ、契約をおこなうときに決めたアンペア数によって料金が決まります。
一般家庭であれば、30から50Aが平均的だと言われています。
指定するアンペア数を下げれば下げるほど、基本料金を安くすることができますが、アンペア数を下げすぎると、ブレーカーが落ちやすいなど、日常生活に影響が出てしまうので注意が必要です。
②電力量料金
電力量料金とは、実際に使用した電気の量によって決められる金額のことを言います。
基本的には、以下の3段階にわけて金額が定められていることが多いです。
- 0から120kWh
- 120から300kWh
- 300kWh
電気を使うほど電気代が高くなっていくので、節電をおこなうことで、費用を抑えることができる項目になります。
この電力量料金をどれだけ低くできるかが、電気代を安くするための鍵となります。
電力会社や契約するプランによって、電力量の単価が異なるので、契約する電力会社で迷っている場合には、必ず比較するようにしましょう。
③再生可能エネルギー発電促進賦課金
電力会社は、再生可能なエネルギーを買いとる必要があり、この時に必要な費用が、電気代の一部分として組み込まれています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金は、1年単位で金額が変動するもので、1kWhごとに単価が決められています。
毎年決められた再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価に、電気使用料をかけ合わせることで計算できます。
④燃料費調整額
燃料費調整額とは、発電所などで必要な燃料費のコストです。
電気を作るためには、原油や天然ガスなど、さまざまな燃料を必要とします。
燃料費用が極端に上がってしまった場合、電気を作るのに莫大な費用が必要になってしまいます。
これを防ぐために存在するのが、燃料費調整額です。
燃料費調整額が存在することで、いつでも安定した電力が一般家庭に供給されています。
燃料費調整額が高くなっているということは、燃料となるエネルギー資源が高騰していることを指します。
世帯ごとの電気代平均を把握しよう
電気代の明細書を見たとき、自分の電気代が高いのか安いのか、わかりますか?
家族の人数などによって、平均的な電気代は異なりますが、おおまかな電気代の平均金額を知ることで、節電対策がおこなえます。
ここでは、以下の電気代平均金額について、紹介します。
- 【世帯別】1か月の電気代
- 【季節別】1ヶ月の電気代
それぞれ、確認していきましょう。
【世帯別】1か月の電気代
世帯別の1ヶ月ごとの電気代は、以下のとおりです。
| 同居している家族の人数 | 1か月の電気代の平均 |
| 1人暮らし | 7,200円 |
| 2人暮らし | 12,000円 |
| 3人暮らし | 14,000円 |
| 4人暮らし | 15,000円 |
| 5人暮らし | 16,500円 |
表のとおり、2人暮らし以降は、大幅に電気代が大きくなっています。
これは、単純に人数が増えて電気使用量が増えていることが原因です。
2人目以降は、大幅に電気代が増えていることはありませんが、少しづつ高くなっていることがわかります。
自分の世帯数と比べて、電気代が高い場合は、すぐに対策をおこなうようにしましょう。
【季節別】1ヶ月の電気代
季節ごとの1ヶ月ごとの電気代は、以下のとおりです。
| 月別 | 1か月あたりの電気代の平均(2人暮らし) |
| 4月 | 12,500円 |
| 5月 | 10,500円 |
| 6月 | 9,000円 |
| 7月 | 9,000円 |
| 8月 | 11,000円 |
| 9月 | 12,000円 |
| 10月 | 11,000円 |
| 11月 | 10,500円 |
| 12月 | 11,000円 |
| 1月 | 15,000円 |
| 2月 | 16,500円 |
| 3月 | 15,000円 |
表から分かるように、夏季よりも冬季にかけて、電気代が高いことがわかります。
冷房と暖房の違いや、お風呂をためる頻度が多くなるなど、さまざまな要因が考えられます。
エアコンとサーキュレータを併用したり、設定温度を適切にするなど、効率的に家電を使うことで、電気代は安くできるので、意識して節電対策を実施することがおすすすめです。
電気代の内訳の確認方法について
従来であれば、自宅に届く明細書が一般的でしたが、電子化が進んで、webサイトで明細を確認する方法が普及してきました。
それぞれの方法について、解説していきます。
確認方法①紙の明細書
紙の明細書は、毎月、自宅に届くようになっています。
電気代の内訳は、毎月自宅に届いたものを見るだけでいいので、とても簡単です。
契約している電力会社によっては、発行手数料を取っている場合があるので、注意しましょう。
確認方法②webサイトの明細書
web版の明細書は、スマホなどからでも簡単に確認できるだけでなく、不要なゴミも発生しません。
紙での明細書と同じで、各項目の電気代を確認することができます。
紙の明細書から、web版の明細書に切り替えできる電気会社もあるので、ホームページなどから確認してみましましょう。
【まとめ】電気代の明細書を見ることで私生活を見直すきっかけに
電気代の明細書の内訳を理解することができれば、契約しているプランの見直しや、電気代の使用量をチェックでき、電気代について見直すきっかけにもなります。
普段、何気なく捨てているかもしれませんが、これを機に、1度詳しく確認してみてはいかがでしょうか?
電気代の明細書を見れば、自分の使っている電力量から、他の電力会社と比較をすることもできます。
電気代の内訳である基本料金や、電力量料金などをもとに、他社の電力量単価で計算し、大体どれくらいの電気代の差が出るのか、シミュレーションをすることがおすすめです。
電気代を安くするには、電気使用量を減らすべきなのか、プランを見直すべきなのか、しっかりと確認していきましょう。
